――重村さんはキャリア10年だそうですね。具体的な仕事内容を教えてください。

本店は、宇部・山陽小野田・美祢・山口市の一部までをカバーしており、私は美祢市の個人宅を回って新規顧客にアプローチするほか、もちろん既存のお客さまにもお声掛けして、お仏壇やお墓、仏具の営業販売を行っています。

――お仏壇を求める顧客は、どの年齢層が多いのですか。

やはり60代~80代のお客さまが多く、人生経験や社会経験を積んだ先輩方と話すことで勉強になることが多々あります。40代・50代でご両親からご仏壇を引き継がれる方、お子さまの情操教育の一環としてご仏壇の購入を考える方もおられます。昔からある金仏壇や唐木仏壇だけでなく、リビングに置いても違和感のないモダン仏壇もご提案できますので、興味のある方は気軽にご相談・ご来店いただければと思います。

――重村さんの思う、自社の魅力は何でしょうか。

前会長が女性だったこともあり、お客さまへのおもてなしや心配りは徹底しております。きめ細やかな対応をお褒めいただくこともあり、うれしく思います。清掃の行き届いた、明るくキレイな店内も自慢です。仏事の専門店ですから、突然ご家族がなくなられて「辛い気持ちから抜け出したい」「この思いを引きずりたくない」と弊社を頼られる方もおられますが、感情を共有しながらご相談をお受けし、丁寧にご要望へお応えいたします。少しでもお気持ちが軽くなるように、全社員が力を尽くします。

――多くのお客さまに寄り添ってこられた中で、印象的なことはありますか。

小さなお子さまを亡くしたご家族からご相談を受け、お話を聞かせていただきながら、時には一緒に涙を流しながら対応させていただいたことがあります。残された家族は、これからも生きていかなければなりません。そのご家族はご仏壇という形を設けたことで、少し前向きな気持ちになって、「気分が楽になった」とありがたいお言葉をいただきました。亡くなった方のご兄弟は当時幼稚園生でしたが、今では立派な社会人に成長され、その姿を見ると何とも言えない感慨深さを感じます。

――今後の目標は何ですか。

仏壇業界に携わってから、若い世代は仏事に目が向きづらい、興味が薄いという現状を感じています。ご仏壇は家の中心となるもので、ご先祖さまや亡くなったご家族との「語らいの場」としても大切な意味を持つものです。ご仏壇にお参りして手を合わせること、ご先祖さまと語らう場を設ける意義をお伝えしていければと思います。本店は、仏壇の品揃えが山口県内で一番ですが、会社としても山口県で一番となれるように頑張っていきたいです。

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