――中村さんは山口県出身ですか。

いえ、岡山県出身です。結婚を機に山口県に来て、幼稚園で事務仕事や保育の手伝いをしたり、工場の下請け会社で製品を検査したり、仏事とは関係のない業界で働いていました。前職を辞めたのは56歳の時です。仕事を自由に選べる年齢ではない中で、次の就職先を探して当社に出会いました。

――現在、どのような業務に携わっていますか。

本店の販売員として、仏具やお供えものの発注・販売を行っています。当店は品ぞろえが自慢の専門店です。線香ならバラ売り40種類、セット20種類、ロウソクは20種類そろえて、お念珠も好みの色や幅広い価格帯に対応できるよう、多種をご用意しています。

――他業種からの転職で、難しさはありませんでしたか。

入社当初は知らないことが多くて苦労しましたが、今は仏事に関すること、例えば仏具の名称や飾り方、宗派による違いなどにも詳しくなり、お客さまの要望に対応できるようになりました。年齢的に仏事のことは知っておくべきことだと思いますし、友人からの仏事の相談に答えることもできるので、公私で役立っています。

――仕事のやりがいは何ですか。

発注を任されているので「売れ筋」を読んで商品を注文し、その商品をご購入いただけるとうれしいです。自分自身が気に入ったものを仕入れるので、販売する時には自然と気持ちが入り、自信を持って接客できます。

――中村さんが思う自社の魅力は何ですか。

急なご不幸ごとで心を痛めた上、「葬儀もお墓のこともわからない」と慌ててしまう方は多いのではないでしょうか。当社には、勉強熱心で経験豊富なプロフェッショナルが在籍していますので、商品を販売するだけでなく、突然の訃報でお困りの方などのご相談に乗ることができます。仏事に関する相談相手として、気軽に頼っていただければ何よりです。

――御社で働く上での魅力や特色はありますか。

休日は基本的に月6日ですが、有給休暇を自由に取ることができるので、毎週日曜に休んだり、通常の休暇と合わせて連休にしたりすることができます。私は子どもが大きいので平日に有給休暇をいただき、本を読んで勉強したり、ランチに出掛けたりしています。

――最後に、今後の目標を教えてください。

現状で満足せずに知識を深めて、お客さまに喜んでいただけるアドバイスができるように尽力したいです。そして、ご仏壇は本来、信仰の中心となるご本尊を祀り、「今日も一日よろしくお願いします」と手を合わせるもの。そういった習慣の大切さも広くお伝えしていければと思います。

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